経営事項審査の技術者と技能者の違いとは?

技術者と技能者について解説します。

最初に共通点ですが審査基準日以前に6ヶ月超の雇用関係があること、審査基準日に在籍していることです。
6ヶ月超とは6ヶ月と1日ですので注意です。3月末決算なら10月1日に入社した人は該当しないということです。

技術者と技能者の共通点

①審査基準日以前に6ヶ月超の雇用関係がある。
②審査基準日に在籍していること。

次に技術者特有の部分についてです。
許可の専任技術者になれる資格や経験を有するもの。又は建設キャリアアップのレベル3又は4の方です。
専任技術者の要件について簡単に説明しますと10年以上の実務経験や所定の学科を卒業したあとに3年又は5年の実務経験を積むことです。

技術者の特徴

①許可の専任技術者になれる資格や経験を有する。
②建設キャリアアップのレベル3又は4

次に技能者の特徴についてです。
技能者の特徴は少しでも現場作業をしていれば技能者になれるということです。
また技能者リストの目的は建設キャリアアップシステムのレベルアップした人数を把握するためのものです。
技術者であっても現場作業をしていれば技能者に載りますし、逆に施工管理しかしていない場合は技能者には載りません。

技能者の特徴

①少しでも現場作業をしている。
②建設キャリアアップシステムのレベルアップをした人数の把握

いかかでしたか?
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