登録電気工事業登録申請は、建設業許可を取得せずに一般用電気工作物などの工事を行う場合に必要な手続きです。特にエアコン工事を行う場合、この申請が欠かせません。
エアコン工事に登録電気工事業登録申請が必要な理由
エアコンの設置工事を自分でやる場合や、販売店が自社でお客様のエアコンを設置する場合には、この申請は不要です。しかし、第三者として設置工事を行う場合、登録電気工事業者である必要があります。エアコンの設置工事は電気設備に関わるため、安全に作業するためには必要な資格や許可をしっかり取得することが求められます。
申請先はどこ？
登録電気工事業登録申請の提出先は、営業所の数や場所によって異なります。シンプルにまとめると、以下のような形です：
- 営業所が1つの都道府県にある場合 → 都道府県知事
- 2つ以上の都道府県に営業所があり、同じ産業保安監督部の管轄内の場合 → 産業保安監督部長
- 2つ以上の産業保安監督部の管轄をまたぐ場合 → 経済産業大臣
必要書類って何があるの？
申請に必要な書類は、以下のようなものがあります。どれも重要な書類なので、漏れがないように確認しておきましょう。
- 様式第1「登録電気工事業者登録申請書」
- 誓約書（申請者本人と主任電気工事士のもの）
- 主任電気工事士の雇用証明書
- 実務経験証明書（第2種電気工事士のみ必要）
- 電気工事士免状の写し（第1種電気工事士の場合は講習受講記録も必要）
- 法人登記事項証明書（法人の場合）
また、経済産業大臣に申請する場合には、手数料9万円がかかります。
行政書士に頼むと楽になる？
手続きが多くて複雑なので、時間や労力を節約したい方には、行政書士に依頼するのも一つの手です。彼らは専門家として、必要書類の確認や提出先の選定、申請手続きを迅速に行ってくれます。忙しいプロフェッショナルにとって、この手続きをプロに任せるのは有効な選択肢かもしれません。
