農地転用にかかる費用について解説

自分が所有している農地を農地転用して宅地などにしたいが費用がどのくらいかかるだろうか?又は、今後、農地転用を考えているが、費用について知りたい方もいらっしゃると思います。

今後の農地転用の計画や農地転用後の工事の計画を立てるためにも農地転用の費用を知っておくことは計画をうまく進めるうえで重要だと思います。

今回は、そのような方に向けて、農地転用にかかる費用について解説します。

農地転用にかかる費用は?

農地転用には種類があり、その種類によって費用が変わってきます。

その種類とは都市計画法における市街化区域の農地転用届出と市街化調整区域の農地転用許可です。

ではそれぞれどのような費用がかかるか見ていきましょう。

まずは市街化区域の農地転用届出にかかる費用について見ていきたいと思います。

市街化区域の農地転用届出にかかる費用について

市街化区域とは市街化を促進することが定められた土地です。

その市街化区域では農地転用の届出が必要です。

費用についてですが、届出では行政へ支払う手数料はありません。

また、行政書士へ届出を依頼することもできます。

行政書士へ依頼する場合

農地転用の届出を依頼する場合には5万円程度の依頼料がかかります。

届出には多数の書類が必要になりますので忙しい方や不慣れな方は依頼も検討しましょう。

次に市街化調整区域の農地転用許可の費用について見ていきましょう。

市街化調整区域の農地転用許可にかかる費用について

市街化調整区域とは市街化を抑制することが定められた土地です。

一定の要件のもと厳正な審査ののちに許可が出されます。

費用についてですが、市街化区域と同じく申請には手数料はかかりません。

しかし、行政書士に依頼する場合の費用は市街化区域と違ってきます。

行政書士に依頼する場合

行政書士に依頼する場合は15万円程度の依頼料がかかります。

届出と違い、許可の場合は行政とのやりとりや必要な書類が多いため、依頼料も多くかかります。

最後にまとめです。

まとめ

今回は農地転用にかかる費用について解説しました。

農地転用の費用は上記の通り申請には費用はかかりません。

ご自身で申請を行う場合には、申請書類に漏れがないか確認しながら進める必要があります。

申請には行政へ問い合わせをして申請書類を熟読すればご自身でもできます。

しかしながら、お忙しい方にとっては行政とのやりとりや申請書類の作成、添付書類の収集など難しい点もあるかと思います。

このような場合は、農地の申請手続きの専門家である行政書士もお力になれます。

農地の申請手続きにお困りの方は、行政書士へお気軽にご相談ください。

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